お知らせ

10話|夜の居酒屋営業復活の話

 

── 僕の武器を、もう一度使った。

 

定食スタイルが軌道に乗り始めたとはいえ、昼頼りの営業では正直、限界も感じていました。

 

コロナも明けて、そこで始めたのが夜の居酒屋営業の復活です。

 

元々、居酒屋経営者。 

おつまみを作るのは得意中の得意分野でした。

だから、夜限定の一品料理や酒の肴をしっかり用意して、営業時間を伸ばしたんです。

中途半端じゃ気にしてもくれません。居酒屋料理メニューもドリンクもすごい数の種類を揃えました。

 

最初は手応えがなくても、やがて金・土・日の夜にお客様が集まりはじめ、

居酒屋メニューを始める前に比べて売上も着実に伸ばすことができました。

 

ムロオカは、「ごはんだけ」の店じゃない。

仕事終わりにふらっと寄ってもらえる“酒場”の顔もある。

お父さんはビールと焼き鳥、お母さんは海老フライ定食、高校生の息子さんはカツカレーのセット。みんなで唐揚げをシェア。

 

もちろん定食だけのご利用もできます。

 

昼と夜。

定食とつまみ。

その両方が揃ったことで、ようやく“店のかたち”が完成した気がしています。

 

海老フライ。

もつ煮。

酒とごはん。

ちゃんと旨い。キッチンムロオカ 

 

やっと形が見えてきました。